日本は死の組?優位な組?14日に23年ラグビーW杯フランス大会1次リーグ組み合わせ抽選

 2023年ラグビーW杯フランス大会1次リーグの組み合わせ抽選は、早くも14日の日本時間20時から行われる。5チームで争う1次リーグの日本の対戦相手のうち、2チームまでが確定する。日本の対戦相手は?抽選方法、対戦可能性チームを整理した。

 23年W杯には20チームが出場する。19年日本大会で1次リーグ3位以上に入った12チームは自動的に出場権を確保。残りの8チームは今後行われる各地区予選の末に決定する。

 1次リーグの各組は、2020年1月1日の世界ランクに基づき、4チームずつシード枠に相当する5つの「バンド」に分配され、各バンドから1チームずつが同じリーグに入って構成する。出場権を確保している12チームはバンド3までに入り、残りの8チームは各地区の力量によって、残り2つのバンドに入る。19年W杯で8強入りと躍進した日本は世界ランク8位。2大会連続8強へ、より有利な組み合わせとなる第2シード相当のバンド2に入った

 各バンドは以下の通り※()内は2020年1月1日時点の世界ランキング。

 ▽バンド1(第1シード相当)

 南アフリカ(1)

 ニュージーランド(2)

 イングランド(3)

 ウェールズ(4)

 ▽バンド2(第2シード相当)

 アイルランド(5)

 オーストラリア(6)

 フランス(7)

 日本(8)

 ▽バンド3(第3シード相当)

 スコットランド(9)

 アルゼンチン(10)

 フィジー(11)

 イタリア(12)

 ▽バンド4

 オセアニア第1代表

 欧州第1代表

 南北米大陸第1代表

 アジア太平洋第1代表

 ▽バンド5

 アフリカ第1代表

 欧州第2代表

 南北米大陸第2代表

 最終予選優勝チーム

  ◇  ◇

 決勝トーナメントには1次リーグ各組上位2チームが進出する。日本は第1シードの1チーム、バンド3の1チームと、格下のバンド4、5のチームと1次リーグを戦う。同じバンド2の強豪アイルランド、オーストラリア、さらに開催国フランスというランク上位の3チームと1次リーグで対戦が避けられたのは大きなアドバンテージだ。

 その一方で、日本が1次リーグで対戦可能性のあるバンド3には強豪スコットランドとアルゼンチンが入る。スコットランドとは2大会連続して1次リーグで対戦。15年W杯で大敗、19年W杯では勝利するなど死闘を繰り広げた相手だ。アルゼンチンは11月に南半球で開催されているザ・ラグビーチャンピオンシップで、ニュージーランドから歴史的勝利を上げている。この2チームと同組になれば“死の組”。近年の対戦成績で分のいいフィジー、イタリアと同組になれば比較的優位に立てる組み合わせとなりそうだ。

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