ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(土屋ホーム)が21日、オンラインで取材に応じ、ワールドカップ(W杯)3勝を挙げた2020~21年を「前半はすごく悔しい試合が続いたが、後半持ち直すことができた。収穫もあるシーズンだった」と振り返った。
前半は上位30人による2回目に進めない試合もあって不振。1月に1桁順位に入ると、2月には葛西紀明(土屋ホーム)が持つ日本男子最多に並ぶW杯通算17勝目をマーク。終盤にも2勝を積み上げた。
復調の要因を「精神的に落ち着いてきた。ジャンプを見直すこともシーズン前半からやっていた。それがうまくかみ合った」と分析した。