18歳北園に悪夢 最終種目鉄棒で両ひじ負傷…演技再開できず 史上最年少Vも夢散

鉄棒から落下する北園丈琉=高崎アリーナ(撮影・堀内翔)
鉄棒から落下して厳しい表情を見せる北園丈琉=高崎アリーナ(撮影・堀内翔)
鉄棒から落下して関係者に介抱される北園丈琉=高崎アリーナ(撮影・堀内翔)
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 「体操・全日本選手権」(18日、高崎アリーナ)

 東京五輪代表選考会を兼ねた男子決勝が行われ、予選7位だった19歳の橋本大輝(19)=順大=が、怒とうの追い上げをみせ、予選との合計で173・365点で初優勝を飾った。予選トップで史上最年少優勝の可能性があった北園丈琉(18)=徳洲会=は鉄棒の離れ技で落下した際に負傷。170・197点で6位となった。

 最年少Vへ突き進んでいた北園に悪夢が待っていた。4種目目の跳馬でひねりが抜ける形となり、予定していた技をできず12点台に沈むと、最終種目の鉄棒では離れ技のトカチェフで空中に投げ出されて落下。両ひじを負傷した。なかなか立ち上がることができず、その後、なんとか演技を再開しようと試みたが、鉄棒にぶら下がった際の痛みに耐えきれず、断念。採点はされ、12点台の得点となり、6位につけたが、その後、両ひじのケアを受け、険しい表情で医務室へと向かった。

 個人総合の最終選考会となる5月のNHK杯(長野)に向けて、暗雲が漂った。

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