入江陵介 50M背泳ぎもVで3冠「自信が出た」
「競泳・日本選手権」(10日、東京アクアティクスセンター)
男子50メートル背泳ぎ決勝が行われ、今大会の100メートル、200メートル背泳ぎを制し、4大会連続の五輪出場を決めた入江陵介(31)=イトマン東進=が24秒90で優勝し、3冠を達成した。
第一人者が圧巻の泳ぎで頂点に立った。「結構スタートをミスって焦った」としつつも、「24秒が出るとは思ってなかった。しっかり練習してきたことは身についてる。50(メートル)に関しては自信が出た」と手応えを示した。
新型コロナ禍で1年延期となった五輪選考会を終え、「1年間のモチベーションはなかなか難しいところがあったけど、五輪に2種目内定できてホッとしてます」と笑顔だった。一方で「このタイムで(世界と)戦えないのも現状。ここから1週間ぐらいは気持ちゆっくりして、そこからまたギアを上げたい」と今夏の大舞台へ、気を引き締めた。


