北京五輪、コロナ対策テスト大会 10日間試行、体温常時監視など

 【北京共同】中国が来年2月に始まる北京冬季五輪・パラリンピックに向け、新型コロナウイルス対策を10日間にわたって試行するテスト大会を開いた。最新技術を活用して会場スタッフの体温を常時監視。観客の誘導や報道陣による選手のリモート取材も試した。

 テスト大会は5会場で1~10日に開催。スケートやカーリングなど氷上種目の試合をした。

 アイスホッケー会場では約千人のスタッフの脇の下などにチップ状の無線式体温計を貼った。各自のスマートフォンを通じて管理センターに体温データを送り、発熱者を即座に発見する。スタッフは全員、ワクチンも接種したという。

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