池江【一問一答】「個人はまったく狙ってなかった」五輪でリレー「引っ張るつもりで」

女子100メートル自由形で優勝し、メダルを手に笑顔の池江璃花子=東京アクアティクスセンター
女子100メートル自由形で優勝した池江璃花子。左は2位の酒井夏海、右は3位の五十嵐千尋=東京アクアティクスセンター
女子100メートル自由形優勝を決め、五十嵐千尋(右)と抱き合う池江璃花子=東京アクアティクスセンター(撮影・高部洋祐)
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 「競泳・日本選手権」(8日、東京アクアティクスセンター)

 東京五輪代表選考会を兼ねた大会で、女子100メートル自由形決勝が行われた。池江璃花子(20)=ルネサンス=は、53秒98で優勝し、メドレーリレーに続き、400メートルリレーの代表入りを決めた。

 池江との一問一答は次の通り。

 -個人で決まらず残念?

 「個人はまったく狙ってなかった。とりあえず53秒台が出てよかった。体力的にキツいなっていうのがあって、バタフライの後もそうだけど、今のダメージもなかなかきてる。まだまだ体力がおいついてない」

 -2種目で代表入り

 「しっかり結果もついてきてくれてよかった。あと数か月でどれだけ体力をつけて、記録も伸ばせるかがこれからの課題かな」

 -リレー4人で代表が決まった

 「あとは5年前の選考会は全員切ってない状態でリレーにいった。ハイレベルな4人が揃ったなと思います」

 -2つめの優勝

 「特にこの種目もなんですけど、優勝は狙ってなかった。4位に入れるか、派遣を切れるかの勝負になるかと思っていた。思っていたより予選から速いタイムだったので、53秒台は出ると思っていた。53秒8を目標にしていて、53秒9だったのでもうちょっといきたかったなと」

 -400メートルリレーは五輪では初日から予選。

 「100のバタフライも今まで1番最初にレースがあったりして、初日は日本チームとして大事。自分がチームを引っ張るつもりで。五輪も2回目になるので、楽しみながらリレーチームを引っ張っていけたら」

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