「ＮＢＡ、ウィザーズ１０４－１１４ホーネッツ」（３０日、ワシントン）

　ウィザーズの八村塁（２３）は本拠地ワシントンでのホーネッツ戦に先発出場して４０分１９秒プレーし、チーム最多で自己記録に並ぶ３０得点、４リバウンド、３アシストだった。試合序盤から着実にシュートを決め、連続２桁得点を１０試合に伸ばした。チームは１０４－１１４で敗れて３連勝はならず、１７勝２９敗。

　八村の勢いが止まらない。２試合続けてエースのビールを欠く中、チームトップで自己最多に並ぶ３０得点をマーク。ゴール下で着実に得点を重ね、フリースロー５本も全て決めた。連戦のチームは息切れして敗れたが、中心選手にふさわしい奮闘ぶり。「特に攻撃面で積極的にいけた」と期待に応えた。最近の試合では３点シュートラインの中央付近でプレー。ミドルシュートよりレイアップ、ダンクが増えた。ブルックス監督は「非常に高いレベルの選手に成長していく姿を見ることになる」と賛辞を贈った。