羽生 北京五輪は「4A目指す先に五輪があれば考える」フリーではぜんそくの症状も

 「フィギュアスケート・世界選手権」(28日、ストックホルム)

 大会上位選手によるエキシビションを前に、日本選手が一夜明けの取材対応を行った。銅メダルに輝いた羽生結弦(26)=ANA=は「こんにちは、羽生です。よろしくお願いします」と元気よく入ってくると、「自分の中ではやりきれた感触もある」と、大会を振り返った。

 フリーでは、持病であるぜんそくの症状も出ていたことも明かした。テレビ中継では競技前に苦しそうにマスクを外す羽生の姿が映され、競技終了後、ロシアの一部メディアが羽生がぜんそくの発作を起こしていたと報じていた。羽生は「ぜんそくの発作はフリーの後でちょっと感じた。終わってみると、苦しかったなと思うぐらいで。ちょっとしたトラブルが続いていて、ほんのちょっとのほころびが積み重なった。自分の中で原因は分かっているし、点差ほど大きなミスではない。やりきれたという感覚はある」と、振り返った。

 来季の現役続行を表明。22年北京五輪については「4回転アクセルを目指している状況の先に、オリンピックがあるなら考えます。ただ、僕の中での最終目標はオリンピックで金メダルを獲ることじゃなく、あくまで4回転アクセルを成功させること。こういう世界の状況、自分の体、色んなことを考慮しながら考えたい」と、見据えた。

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