ホッケー「さくらジャパン」チャビ・アルナウ新HCがチームに合流

合宿を行う女子日本代表候補選手ら=公益社団法人日本ホッケー協会提供
女子日本代表「さくらジャパン」のチャビ・アルナウHC(中央)=公益社団法人日本ホッケー協会提供
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 ホッケー女子日本代表「さくらジャパン」のチャビ・アルナウHC(48)が25日、オンライン取材に応じた。女子代表候補選手らは19日から28日まで茨城県境町で強化合宿を行っている。

 昨年12月にHCに就任したため、アルナウHCの合宿参加は今回が初。これまではオンラインで選手とコミュニケーションを図っており、代表候補選手らとの初対面に「一人一人のポテンシャルがあってフィジカル的にもいい状態だと感じた。選手と直接会ってお互いの関係性も良くなっている」と笑顔を見せた。

 合宿では、ボールを長く保持する「ポゼッション」を重要視。これまで日本チームは積極的に前に攻める攻撃を取っていたが、アルナウHCは「世界のトップと戦う中でボールを失うことは非常に危険」と話す。代表候補選手の浅井悠由(25)=コカ・コーラ=も「ボールポゼッションに関しては、強く言われている。簡単にボールを失わないというところは強化できている」と手応えを語る。

 今後の強化スケジュールとしては、5月にスペインを招聘(しょうへい)、その後ヨーロッパ遠征など海外勢との試合を予定しているが、新型コロナの影響で確立できていない。アルナウHCは「コロナで状況は変わっていくので、それに対して今どういうオプションがあるか考えながらいろんなプランを計画している」と話した。

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