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高梨沙羅、銀メダル 女子初のラージヒルで圧巻の134メートル!北京五輪へ手応え

 「ノルディックスキー・世界選手権」(3日、オーベルストドルフ)

 ジャンプ女子個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS137メートル)が行われ、18年平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(24)=クラレ=が合計287・9点で銀メダルを獲得した。高梨は1本目を126メートル、2本目で134メートルを飛び、ノーマルヒルでの銅メダルに続き、今大会2つ目のメダルを獲得した。平昌五輪金メダリストのマーレン・ルンビ(ノルウェー)が296・6点で優勝。今季W杯ランクでトップに立つニカ・クリジュナル(スロベニア)が3位に入った。

 悲願の世界一には届かなくても、悔しさの残ったノーマルヒルとは違い、すがすがしい表情で表彰台に立つ高梨の姿があった。

 「自分の目指していたところはすべて出し切れた。収穫の多い試合だったと思います」

 世界選手権で女子としては初めて実施されたラージヒル。各選手が強い追い風に苦しめられた1本目を126メートルでまとめて4位につけると、圧巻だったのは2本目だ。目まぐるしく風が変わる中で、しっかりと浮力を得てヒルサイズに迫る134メートルのビッグジャンプ。「今日の2本目は今大会の中で1番いいジャンプだった。自分の描いていたイメージを体現できた」と振り返る会心の内容で、今季W杯ランク1位のクリジュナルらを逆転し、銀メダルをもぎとった。

 銅メダルに終わった平昌五輪後、1からジャンプを見直してきた。思うように勝てない時期もあったが、今季はここまでW杯でも3勝を挙げている。2度の五輪を含め、8度目の世界大会。またしても頂点には届かなかったが、「試行錯誤して探してきて、やっと形を、ベースを築き上げてこられた」と、残り1年を切った22年北京五輪に向けて、もがいてきた日々が結実しつつある手応えを感じている。

 「まだ空中姿勢の部分で改善点はある。これからも自分のジャンプを見つけることを目指して頑張りたい」。自分の信じた道の先に、世界の頂はある。もう迷いはない。

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