「卓球・ＷＴＴスターコンテンダー第１戦」（１３日、ドーハ）

　女子シングルス決勝が行われ、東京五輪代表で世界ランク２位の伊藤美誠（２０）＝スターツ＝が、世界ランク１２位で１２年ロンドン五輪で銅メダルを獲得したフェン・ティアンウェイ（シンガポール）を４－１（１０－１２、１２－１０、１１－７、１１－８、１１－６）で下し、優勝した。前週のコンテンダーから２大会連続の制覇となった。

　勝利を決めた伊藤は、左手で小さくガッツポーズを作って、うなずいた。第１ゲームは競った展開を落としたが、第２ゲームからは冷静なプレーでリード。４ゲームを連続奪取し、優勝をつかんだ。

　今年初の国際大会から２大会連続で頂点に立った。五輪イヤーで、幸先のいいスタートとなった。