フィギュアスケートの世界選手権(24日開幕・ストックホルム)男子で3連覇を目指すネーサン・チェン(米国)が11日、オンラインで記者会見し、冬季五輪2連覇の羽生結弦(ANA)と争うことを「彼はフィギュアスケートという競技の基準で、その立場に長年居続けている。自分のアイドルと一緒に試合に出られて光栄だ」と心待ちにした。
チェンが3連覇を果たした19年グランプリ(GP)ファイナル以来の再戦。昨年12月の全日本選手権で5年ぶりに頂点に立った際の羽生の演技を確認済みで「全体的にまた進化したと思う。ジャンプは確実で、スケーティングも力強かった」と印象を口にした。