計750人のPCR検査で小野川親方と音羽山親方が陽性 力士は全員陰性

 「大相撲春場所」(14日初日、東京・両国国技館)

 日本相撲協会は11日、全力士、親方衆の計750人が10日に実施した新型コロナウイルスのPCR検査で小野川親方(元幕内北太樹、山響部屋所属)、音羽山親方(元幕内天鎧鵬、尾上部屋所属)が陽性と診断されたことを発表した。力士は全員、陰性だった。

 陽性となった親方2人に症状はなく、保健所や感染症の専門家の指示を受け入院、隔離の措置を行う。春場所は全休となる。

 今後はまず所属部屋で濃厚接触者を調査する。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「2人の親方が稽古場で胸を出して稽古を付けていたとなると、出場は難しくなる可能性はある」と説明した。

 2人の親方は社会貢献部に所属し、協会公式のYouTube配信など業務に携わる。同業務で接触した親方らは全員陰性だったが、自宅待機措置を取り、13日に再検査する予定。

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