白鵬、若隆景に30戦全勝 合同稽古に初参加で充実感

 大相撲春場所(3月14日初日・両国国技館)に向けた合同稽古第5日は24日、国技館内の相撲教習所で行われ、1月の初場所を新型コロナウイルス感染で全休した横綱白鵬が初参加し、平幕若隆景を相手に30戦全勝と精力的に汗を流した。

 関取衆と取るのは、20年12月の合同稽古以来で「やっぱり引き締まるものがあるし、環境を変えるというのはいいもの」と充実感。新型コロナで9日間の入院生活も経験。心配されるスタミナ面について「戻ったかなという感じ」と話した。

 春場所で初顔合わせが予想される26歳の成長株、若隆景を「若手で確実に力をつけている」と相手に指名。立ち合いから一気に攻め切る形や、相手に攻めさせてからの投げなどさまざまな展開を試した。

 古傷の右膝の故障もあり、4場所連続休場中。大阪での昨年春場所で、自身の史上最多記録を更新する44度目の優勝を果たして以来の賜杯へ「春連覇を目指している。東京で春場所は初めて。初めてということは好きだ」と冗舌だった。

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