昨年の大相撲初場所で現役引退した元幕内荒鷲のエレヘバヤル・ドゥルゴーン氏(34)の断髪式が23日、東京・両国国技館で行われ、同じモンゴル出身の横綱鶴竜、元横綱日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏ら約330人がはさみを入れ、師匠の峰崎親方(元幕内三杉磯)が大銀杏を切り落とした。
元荒鷲は荒磯部屋から2002年九州場所で初土俵を踏み、花籠、峰崎と部屋を転籍。14年夏場所新入幕で幕内に21場所在位し、金星3個を獲得した。今後も日本で生活する予定で「今まで学んだことを生かし、自分にできることを精いっぱいやりたい」と語った。