日本ボクシング連盟が嘆願書を提出、世界最終予選の実施求め 残る五輪枠の獲得厳しく

 日本ボクシング連盟は21日、オンラインで記者会見を開き、東京五輪で競技を運営する特別タスクフォースに世界最終予選の実施を求めて嘆願書を提出したことを発表した。最終予選は6月にパリで予定され、日本からは男女5選手が出場予定だったが、コロナ禍の影響で中止となった。

 残る男女計53枠は17年からの国際大会の成績をもとにしたランキングで決まることになっており、実績が乏しい日本勢は追加枠が厳しい状況だ。内田貞信会長は、古いランキングでは若い選手が不利で階級変更も困難になるとし、「平等に最終予選が必要」と主張した。

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