東京五輪女子競歩代表対決は藤井に軍配 岡田の7連覇を阻止 日本選手権20キロ

ガッツポーズを決めながらゴールテープを切る藤井菜々子(撮影・高部洋祐)
2位でフィニッシュし、優勝した藤井菜々子(左)と握手を交わす岡田久美子(撮影・高部洋祐)
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 「競歩・日本選手権20キロ」(21日、神戸市六甲アイランド甲南大周辺コース)

 女子は、東京五輪代表の藤井菜々子(21)=エディオン=が1時間30分45秒(速報値)で初優勝を飾った。7連覇を狙った同代表の岡田久美子(29)=ビックカメラ=は2位だった。

 一昨年のドーハ世界選手権7位入賞の藤井は、五輪代表を決めた昨年3月の全日本能美大会以来約11カ月ぶりのレース。スタート後からドーハ6位入賞の岡田の後ろにつけ、序盤から2人で先頭争いをした。藤井は15キロで仕掛け、1キロのラップを20秒以上上げるハイペースで岡田を突き放した。

 1時間27分41秒の日本記録を保持する岡田を破っての初優勝。21歳のホープは「暑くてドーハを思い出しながら歩いていた。初優勝は素直にすごくうれしい」と、喜びを口にした。

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