競歩 世界王者の山西が連覇 東京五輪代表3人による激戦を制す

トップでゴールテープを切る山西利和(撮影・高部洋祐)
2位でゴールする高橋英輝(撮影・高部洋祐)
苦しそうな表情で、3位でフィニッシュする池田向希(撮影・高部洋祐)
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 「競歩・日本選手権20キロ」(21日、神戸市六甲アイランド甲南大周辺コース)

 男子は東京五輪代表で、一昨年のドーハ世界選手権金メダリストの山西利和(25)=愛知製鋼=が1時間17分20秒(速報値)で2連覇を成し遂げた。2位は高橋英輝(28)=富士通=で、3位は池田向希(22)=東洋大=だった。

 山西、世界選手権6位入賞の池田、五輪2大会連続代表の高橋という、東京五輪代表による三つどもえのレース。3人による先頭争いは、16キロに差しかかるところで動いた。山西が仕掛け、先頭に立つと、そのまま差を広げて逃げ切った。

 山西にとって、昨年のこの大会以来となった20キロのレース。五輪代表3人による戦いを制し、「まだまだ力をつけて、金メダルを取れるように頑張る」と、約5カ月後に迫った東京への戦いを見据えた。

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