大坂の圧巻全豪Vに海外メディアも衝撃「強すぎた」「彼女の負けを覚えてますか?」
「テニス・全豪オープン」(20日、メルボルン)
女子シングルス決勝が行われ、世界ランキング3位の大坂なおみ(23)=日清食品=は、同24位のジェニファー・ブレイディ(25)=米国=と対戦し、6-4、6-3のストレート勝ちで2年ぶり2度目の優勝を果たした。四大大会は通算4勝目。また、棄権した試合を除き、公式戦の連勝を21に伸ばした。
決勝も含めた7試合で落としたセットはわずかに1つ。圧倒的な強さは世界に衝撃を与えた。英高級紙「ガーディアン」は「強すぎた」とし、「この終わりのないパンデミックと息をのむような重圧の中で、大坂なおみはずっとその素晴らしさを発揮し続けた」と、称賛。公式戦21連勝に「彼女が負ける時がどんな感じだったか、覚えてますか?」と、読者に呼びかけた。
AP通信は、大坂が四大大会決勝で4戦全勝であることを「91年モニカ・セレシュ以来30年ぶり」と報じた。英BBCも「女子の傑出したスターとしての地位を固めた」と、称賛した。