東京五輪・パラリンピック組織委員会は１８日、都内で“女性蔑視発言”の引責で辞任した森喜朗前会長（８３）の後任候補となった橋本聖子五輪相（５６）を理事候補とするための緊急理事会が始まった。橋本氏はこの後の評議員会で正式に理事に就任した後、２度目の理事会で正式に新会長に決まる。
議長を務める遠藤利明会長代行は冒頭あいさつで、森氏の発言について「大変遺憾なもの」とした上で「大会を５カ月後に控え、開催準備に関していえば、言い尽くせないほどの痛手。粉骨砕身で各所との調整をしていただいた。改めて感謝申し上げたい」と、感謝を語った。
