朝乃山、大関初Vへ頭脳派相撲だ 先場所で照ノ富士に完敗「頭を使わないと」

 大相撲の大関朝乃山(26)=高砂=が9日、大関初Vへ頭脳派への進化を誓った。「15日間やる相手は全員タイプが違う。相手に対してどう攻めるか変えていかないと」と、必勝の右四つに加え、攻略法を研究する考えだ。

 特に元大関の関脇照ノ富士(伊勢ケ浜)には先場所も完敗し対戦は4戦全敗。横綱を目指すには苦手を克服する必要がある。

 「自分でも歯がゆい。勝てる対策を、頭を使わないといけない。番付は自分が上なので壁にならないといけない」と雪辱を期した。

 この日は春場所(3月14日初日、東京・両国国技館)に向け、都内の部屋で幕下相手に相撲を取る稽古を再開。20日から行う他部屋の関取衆との実戦機会となる合同稽古には前回同様、参加の意向を示した。

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