大坂が棄権「休養欲しかった」 全豪前哨戦の準決勝

 女子テニスの大坂なおみ(日清食品)が6日、全豪オープンの前哨戦で同日に組まれていたギプスランド・トロフィーのシングルス準決勝を棄権した。会場のメルボルンで記者会見し「試合が続いたので少し肩の状態が気になった。(8日開幕の)全豪前に十分な休養が欲しかった」と本番を見据えた判断であることを強調した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、前哨戦は全豪と同会場で開催されている。大坂は5日の準々決勝まで3試合を戦っており「普通は四大大会直前の週の大会ではプレーしない。棄権は正しい決断だと思う」と語った。準決勝ではエリーズ・メルテンス(ベルギー)と対戦予定だった。

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