萩野公介が見て「一番感動したレース」とは 「やっぱり北島さんすごい」

 競泳の萩野公介が2日、音声配信サービス「Now Voice」に新規投稿をし、「今までで一番感動したレース」について熱く語った。

 萩野が挙げたのは、2012年のロンドン五輪のレース。この段階で競泳ファンにはピンとくるかもしれないが、日本チームが銀メダルを獲得した男子400メートルメドレーリレー(入江陵介=背泳ぎ、北島康介=平泳ぎ、松田丈志=バタフライ、藤井拓郎=自由形)が、今まで見たレースの中で最も感動したと明かした。

 大会当時もよく報道されていたが、バタフライの松田丈志を中心に「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」を合言葉にチームが一丸となっていた。アテネ、北京と2大会連続2種目金メダルの偉業を達成していた北島も、ロンドンでは個人でのメダルがなかった。

 当時、自身初めての五輪だった萩野は、そのチームワークが発揮されたことと同時に、「技術的なところを見ても、やっぱりものすごく素晴らしいレース」だったと熱く解説。北島については「浮き上がってきた時の泳ぎがあまりにも素晴らし過ぎて」、「ひとかき泳いだ瞬間に、『あ、もうこれはいける』と(思った)」という素晴らしい泳ぎを見せていたことを述懐し、「やっぱり北島さんすごいな」と感じたと明かした。

 「Now Voice」では、北島についてはもちろん、入江、松田、藤井についても語っている。また、自身が出場予定のジャパンオープン(4日開幕)へ向け、「皆さんに感動できるレースを僕も届けられるように、まずは試合を集中して頑張って、課題を持ち帰って、4月の日本選手権につなげたいと思います」と意気込んだ。

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