時津風親方、退職届を提出していた 責任を痛感「どんな処分出ても退職する」

 日本相撲協会が定める新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに違反した時津風親方(47)=元幕内時津海=が、退職する意思を固めたことが28日、分かった。親方は責任を取る形で27日に退職届を相撲協会に提出していた。処分は今後の理事会で決定されるが、関係者によればいかなる処分が出ても退職する意思に変わりはないという。

 協会が作成したガイドラインに違反したのは今回が2回目。時津風親方は協会や応援してくれる方々に対する責任を痛感し、関係者によれば「どんな処分が出たとしても退職する気持ちに変わりはない」と話しているという。

 2020年は外出が原則禁止だった9月の秋場所前にゴルフで宮城県などを訪れ、理事会で「委員」から「年寄」へ2階級の降格処分を受けていた。

 今回は一部週刊誌により、外出が原則禁止だった初場所開催中にマージャン店など繁華街へ複数回にわたり出向いていたことが判明。26日に協会の危機管理委員会から事情を聴かれていた。

 今後は2月上旬に青沼隆之氏(前名古屋高検検事長)が委員長を務めるコンプライアンス(法令順守)委員会の聴取が予定されている。協会は同委員会の答申を受け、理事会で処分を決めることになる。時津風親方は27日に退職届を協会に提出しているが、処分が決まるまで保留となる可能性が高い。

 もちろん、今回は2度目ということもあり、厳しい処分は必至。重い順に「懲戒解雇・引退(退職)勧告・降格・出場停止(業務停止)・報酬減額・けん責」。ほかにも師匠交代の勧告などがある。2007年10月に部屋を継承し、現在も初場所で優勝を争った大関正代を筆頭に力士16人を指導し、行司、呼び出し、床山もいる。処分によっては指導を続ける道は残されている。

 20年8月には幕内の阿炎が場所中に飲食を伴う外出し処分された。阿炎は引退届を提出していたが、再び問題を起こした場合に受理するという異例の条件付きで現役を続行している。

 だが、関係者によると時津風親方は「ルールがある中で外出していたのは事実」と今回の件を深く反省。どんな処分が下されようと自ら腹を切る格好となり、協会から身を引く意思は固いという。

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