競泳・渡辺一平 2021年の抱負は「記録と記憶に残るスイマーに」世界新も予告
競泳男子200メートル平泳ぎ日本記録保持者の渡辺一平(23)=トヨタ自動車=が17日、オンラインで取材に応じ、2021年の抱負を「記録と共に記憶に残るスイマーに」と掲げた。
世界選手権では2度銅メダルを獲得。前世界記録保持者でもあるが「なかなか皆さんの記憶に残っていないので、もっと記憶に残るレースがしたい」と言う。勝負の場はもちろん、東京五輪。開催へ向けた風向きの厳しさは重々承知しており「色んな意見が合って当たり前」としながらも「僕にできるのは金メダルを取る準備をすることだけ」とした。
調整は順調。2月のジャパン・オープン(東京アクアティクスセンター)では自身の持つ日本記録2分6秒67の更新を目指す。さらに代表選考会を兼ねた4月の日本選手権で世界記録更新へとステップアップする計画だ。「世界中のみんながビックリするようなタイムを出したい」と力強く語った。