ラグビー・トップリーグ（ＴＬ）のＮＴＴコミュニケーションズが７日、１６日に開幕するＴＬに向けてオンライン取材に応じた。出席した共同主将のフランカー金正奎（２９）が新加入した元スコットランド代表ＳＨグレイグ・レイドロー（３５）について語った。

　スコットランド代表７６キャップでも謙虚な姿勢でラグビーに取り組んでいるレイドロー。金は「グレイグはオフフィールドでもとにかくコミュニケーションを取ってくれて、特に若手の選手やＳＯの選手と積極的に取っている」としっかりチームに溶け込んでいるという。

　そして「グレイグ自身も日本語を学ぶ姿勢を見せてくれているので、時には日本語を交えながら、うまく伝わるようにコミュニケーションしている」と、コミュニケーション方法も積極的に日本語を話してくれている。フィールド内では「判断のミスがほぼない。（プレーの）正確性も高い。そこが一流だと思います」と絶賛した。

　「彼（レイドロー）自身のパフォーマンスもいいし、それがチームの組織力も上げている」と金。世界的スーパースターの好影響も受けて、最後のＴＬ開幕へ準備を進める。

　初戦は東芝と国立競技場で対戦する。