大逆転Vの駒大・大八木監督 10区へのリレー時点では「2番覚悟かなと」
「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
駒大が最終10区で3分19秒差をはね返して13年ぶり7度目の総合優勝に輝いた。大八木弘明監督は、大差で最終区間を迎え「2番覚悟かな」と半ば諦めかけていたことを明かした。
「男だろ!」をはじめとするレース中の猛烈なゲキで知られる大八木監督も、「3分19秒も離されていましたので、2番覚悟かなという思いがありました」とレース最終盤での思いを明かした。
アンカーの石川には「区間賞狙いで思い切っていきなさい」と自分の走りをするようアドバイス。実際に石川が区間賞を獲得したこともあったが、創価大が思うような走りをできなかったことも大逆転の大きな要因だった。
大八木監督は「コロナ禍で大変な中で練習してくれて、よくやってくれた。今日は諦めない気持ちが優勝につながってくれたのかなと。選手に感謝したい」と思いを語った。