大阪朝鮮が初戦突破!金昴平が3トライ「背負っているものがいっぱいある」

大阪朝鮮高-朝明 前半、ハンドオフで相手をかわし、先制トライを奪う大阪朝鮮高・キム アンピョン(左)=撮影・北村雅宏
大阪朝鮮高-朝明 後半、トライを奪い、ほえる大阪朝鮮高・キム アンピョン(撮影・北村雅宏)
大阪朝鮮高-朝明 後半、タックルをかわし、トライを奪う大阪朝鮮高・キム アンピョン(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校ラグビー・1回戦、大阪朝鮮34-8朝明」(28日、花園ラグビー場)

 2大会ぶり11回目の花園出場となった大阪朝鮮(大阪第2)が、朝明(三重)を34-8で下し、初戦突破を決めた。

 開始30秒でFB金昴平(3年)が抜け出して先制トライを決めると、前半21分と後半14分にもトライを成功させ、1人で3本のトライを奪った。相手に自陣のゴールライン付近まで攻め込まれる場面もあったが、強力なタックルで突破させず、主導権を渡さなかった。

 金昴平は、小5の頃に花園で大阪朝鮮のラグビーを観戦した。「たぶん他の学校より背負ってるものがいっぱいある中で、それをスポーツを通して、ラグビーを通して自分たちに見せてくれた先輩の姿がかっこよかった。絶対にここでラグビーがしたいと思った」と、小6からラグビーを始め、現在は毎朝5時過ぎに起床し、始発の次の電車で京都から通学している。

 「次も絶対自分がトライをとって勝てるように」と意気込んだ15番。30日の昌平戦に向け、微調整を重ねていく。

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