田中刑事「一つ乗り越えられた」SP83・61点
「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、ビッグハット)
男子ショートプログラム(SP)が行われた。18年平昌五輪代表の田中刑事(倉敷FSC)は83・61点だった。
冒頭のサルコーは3回転になったが、その後はトリプルアクセルとフリップ-トーループの連続3回転を着氷した。冒頭に予定した4回転が3回転になったことは「跳びたい一心が強すぎて、上半身が先に踏み切ってしまった」と反省。一方で「西日本、NHK杯とその後引きずってしまったが、今回は何とか一つで耐えられたので一つ乗り越えられた」と自己評価した。
今季は8月に右膝を痛めた影響で本領を発揮できていないが、少しずつ復調している。26日のフリーに向けては「守るものはないので、攻めることをフリーで表現できたらいい」と話した。





