「フィギュアスケート・全日本選手権」（２５日開幕、ビッグハット）

　ソチ、平昌五輪２連覇の羽生結弦（２６）＝ＡＮＡ＝が２４日、２５日のショートプログラム（ＳＰ）を前に公式練習を行い、オンラインでの取材に応じた。

　羽生が公の場で銀盤に姿を見せるのは、２月の四大陸選手権（ソウル）のフリー、エキシビション以来３１９日ぶり。今季初戦を前に「久しぶりに複数でリンクに乗ったので、ある意味新鮮でした。僕にとっては久しぶりのことだったので、楽しかった」と、公式練習を振り返った。

　大会へ向けては「もちろん表彰台の真ん中に立ちたいという気持ちは強くあります」と決意表明。ここまで「毎日一人で、コーチなしで練習」してきたとし「完全な練習ができているとは言いがたいですけど、自分の中ではベストな練習、ベターじゃなくてベストな練習ができたと思っています」と語った。

　また「昨年とは違い体力もしっかりあるので、いいコンディションを保ちながら全力で頑張ります」と力強く話した。