山口茜が初戦突破 次戦はパリ五輪の星・郡司莉子 「引かずにやりたい」

 「バドミントン・全日本総合選手権」(23日、町田市立総合体育館)

 女子シングルス1回戦が行われ、世界ランキング3位の山口茜(23)=再春館製薬所=が上杉杏(明大)を21-8、21-12で下し、順調に2回戦に進んだ。次戦は昨年大会の2回戦で2-1で勝利した19年世界ジュニア女王の郡司莉子(八代白百合学園高)と対決する。

 難なく試合を終え、「初戦はうまくいかないことも多いので、点数を見れば良い試合ができた」とうなずいた。圧勝したが「内容やショットの感触はまだまだ」と、2年ぶりの優勝に向け慢心はなかった。

 2回戦は2024年パリ五輪の星・郡司が相手となる。山口に憧れる若手にも、「挑戦される側じゃなくて、お互い対等な選手として引かずにやりたい」と気を引き締めた。

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