カネマツペア勝利 リオ金・松友が混合ダブルスで再スタート「とにかく緊張した」

 「バドミントン・全日本総合選手権」(23日、町田市立総合体育館)

 混合ダブルス1回戦が無観客で行われ、2016年リオ五輪の女子ダブルスで金メダルを獲得した松友美佐紀(28)が、同じ日本ユニシスの金子祐樹(26)とのペアで、山沢直貴、山口萌組(法大)に22-20、21-11で勝利した。

 松友は女子ダブルスで13年間ペアを組んだ高橋礼華さん(30)が今年8月に現役引退したことで、混合ダブルスに主軸を変更。「個人的にはミックス(混合)ダブルスだけの出場は初めて。とにかく緊張した(笑)」と、第1ゲームでは相手にリードを許す苦しい展開が続いたが、「試合が進むにつれて良くなった」と動きを改善して逆転勝利につなげた。

 高橋さんからは試合前に「頑張ってね」とメッセージをもらい、「応援してくれてると思う」と笑顔で話した。松友が「(今大会は日本)代表を決めますし、まずはここで結果を残せたら」と意気込めば、金子も「最終的な目標は世界で勝つ」と夢を描く。互いを名字で呼び合う「カネマツ」ペアが、新たなスタートを切った。

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