ナガマツ 貫禄の初戦突破 無観客開催も自身を鼓舞!強気に攻めきった

 「バドミントン・全日本総合選手権」(22日、町田市立総合体育館)

 男女ダブルスの1回戦が無観客で行われた。女子ダブルスは、前回覇者で東京五輪出場を確実にしている永原和可那(24)、松本麻佑(25)組(北都銀行)がストレート勝ちし、24日の2回戦に進出。福島由紀、広田彩花組(丸杉Bluvic)も順当に初戦突破した。

 ナガマツペアが貫禄の初戦突破だ。コロナ禍で異例の無観客開催となったが、永原は「声援が聞こえないので、自分たちで奮い立たせて頑張りたい」と自身を鼓舞し、強気に攻めきった。

 松本は「応援がないのはさみしい部分もある」と本音を明かしつつ、「(ライブ配信を)見てくださってる方に試合を届ける」と気合を入れて臨んだ。

 コロナ禍で約7カ月ぶりの実戦となった10月のデンマーク・オープンでは準優勝。春先から強化してきたレシーブも試したが「練習した分レシーブに回りすぎてた」と永原。「強みである攻撃を出すためにも、レシーブからの攻めをもう少し強化しないといけない。連覇を目指して1試合1試合頑張りたい」と課題を掲げた。

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