一山麻緒 日本勢トップ3位も…目標はあくまで2時間20分切り

 「陸上・山陽女子ロード」(20日、シティライトスタジアム発着)

 ハーフマラソンで東京五輪マラソン代表の一山麻緒(23)=ワコール=は1時間10分17秒で日本勢トップの3位に入った。フルマラソンの次戦に予定する大阪国際女子マラソン(21年1月31日)では、日本勢4人目となる2時間19分台を目標に掲げた。同代表の前田穂南(24)=天満屋=は1時間10分39秒で9位。ゼイトナ・フーサン(デンソー)が1時間9分24秒で優勝した。

 一山のゾーンは2時間19分台へと突入していた。大阪国際の目標を問われ「(2時間)19分で走るために練習をやっている」と宣言。野口みずき、渋井陽子、高橋尚子という名ランナーに続く日本女子4人目、国内大会では初となる2時間20分切りを掲げた。

 1時間8分49秒の自己ベスト更新で弾みをつけたかった今大会。1キロ3分34秒のスローペースにしびれを切らし、2キロ付近で飛び出した。外国勢2人と先頭争いを繰り広げたものの、15キロ過ぎの駆け引きで遅れ始めた。「まだまだ弱いなと。長く感じた」と反省ばかりが口を突いた。

 大阪には前田も出場する。同じレースを走り続けることに「切磋琢磨(せっさたくま)しながら…」と前を向いた。ライバルとの直接対決。五輪ロードの先に19分台が待っている。

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