五輪マラソン代表の一山麻緒が3位「全然走れなくて…」前田は9位 ハーフマラソン

3位でフィニッシュする一山麻緒=シティライトスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「陸上・山陽女子ロード」(20日、シティライトスタジアム発着)

 ハーフマラソンで、東京五輪女子マラソン代表の一山麻緒(23)=ワコール=が1時間10分17秒で日本勢トップの3位に入った。同じく東京五輪マラソン代表の前田穂南(24)=天満屋=は1時間10分39秒で9位。優勝はエチオピア出身のゼイトナ・フーサン(デンソー)で1時間9分24秒だった。

 前半は急激な上りがあり、後半は一気に下る坂もあるアップダウンの激しいコース。レースは1キロの入りが3分34秒という、ゆったりとしたペースで進んだ。

 たまりかねたように2キロ付近で一山が飛び出し、ゼイトナ・フーサン(デンソー)、キプケモイ・ジョアン(九電工)とともに先頭集団を形成した。15キロを過ぎてフーサンがペースアップし、ジョアンがつけ、一山が遅れた。

 前田は4位集団の後方につける展開。13キロ過ぎから集団の先頭で引っ張ったものの、18キロを過ぎて遅れ始めた。

 一山はレース後のインタビューで「全然走れなくて申し訳ない気持ち」と話し、前田は「足が重い感じで動かせなかった」と振り返った。ともに来年1月31日の大阪国際女子マラソン出場を予定している。

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