御嶽海、来年は「2桁続ける」 大関の座遠く、巻き返し期す

 大相撲の関脇御嶽海は15日、初場所(来年1月10日初日・両国国技館)に向け、東京都墨田区の出羽海部屋で四股やすり足の基本運動などで汗を流した。優勝を2度しながら大関の座が遠く「2桁(勝利)を取り続ける。自分の良さや押しの基本を大事にしながら新しい発見を重ねられたらいい」と新年を見据えた。

 今年は朝乃山、正代の両大関に出世競争で先を越された。11月場所は9日目からの6連敗が響き負け越し。25日に28歳になる実力者は「『悔しかったら結果を残せよ』と周囲に言われることも分かっている。自分の中で求めるものを定めて、それに向かっていきたい」と巻き返しを期す。

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