入江陵介が200m背泳ぎ3連覇 好タイムに「気持ちよく明日から強化に臨める」

男子200メートル背泳ぎ決勝 優勝を決めた入江陵介=東京アクアティクスセンター(撮影・堀内翔)
男子200メートル背泳ぎ決勝 優勝を決めて笑顔を見せる入江陵介=東京アクアティクスセンター(撮影・堀内翔)
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 「競泳・日本選手権」(6日、東京アクアティクスセンター)

 男子200メートル背泳ぎ決勝が行われ、12年ロンドン五輪銀メダリストの入江陵介(30)=イトマン東進=が1分55秒55で3連覇を果たした。

 50メートルのターンで後続を引き離すと最後は体1つ分以上の差でフィニッシュ。想定される五輪の派遣標準記録を大きく上回る好タイムに「こういうタイムがでるとは思っていなかったので、現時点では満足している」と納得し、その上で「この現状で戦えるかと言われたら戦えないので、いい通過点として、気持ちよく明日から強化に臨める」と充実の表情を浮かべた。

 また「オリンピックが1つの区切りだと思っていたので、200(メートル)に関しては一区切りかなと思っている」と来年で同種目から一線を退く意向を明かした入江。それでも「体力的にも厳しくなってくると思うが最高の準備をして、ここ最近1分54秒台を出せていないので、もう一度1分54秒台を春の選考会で出せるようにしたい」と4大会連続五輪出場にむけ、決意を語った。

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