萩野公介2年ぶり優勝 五輪派遣標準記録上回る 400メートル個人メドレー

男子400メートル個人メドレー決勝 優勝して笑顔を見せる萩野公介=東京アクアティクスセンター(撮影・堀内翔)
男子400メートル個人メドレー 萩野公介の平泳ぎ=東京アクアティクスセンター(撮影・堀内翔)
男子400メートル個人メドレー予選 萩野公介のバタフライ=東京アクアティクスセンター(撮影・堀内翔)
3枚

 「競泳・日本選手権」(3日、東京アクアティクスセンター)

 男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、16年リオ五輪同種目金メダルの萩野公介(26)=ブリヂストン=が4分13秒32で1位だった。

 萩野は不振による休養で19年大会を欠場しており、2年ぶりに日本王者に返り咲いた。

 予選トップで決勝に臨んだ萩野は4コースからスタート。最初のバタフライは3番手でターン。得意の背泳ぎで徐々に進出。150メートルのターンでトップに立つと、2番手以下を引き離した。平泳ぎではトップを守り、最後の自由形で加速。リードを守り切った。

 長水路(50メートル)の400メートル個人メドレーは、2月のコナミオープン(4分20秒42)以来。自身が持つ日本記録4分6秒05にはまだやや距離があるが、2月からはタイムを伸ばしており、復調の予感を感じさせた。

 日本選手権は、コロナ禍のため4月から延期され、東京五輪会場の東京アクアティクスセンターで開催。東京五輪代表選考会は、2021年4月の日本選手権が兼ねる予定となっている。男子400メートル個人メドレーは、決勝で派遣標準記録を突破した上で、瀬戸大也(ANA)を除く最上位になれば内定する方針。派遣標準記録は、2020年大会では4分15秒24だった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス