翔猿が江戸川区役所を表敬訪問「池江さんのように元気を与えられたら」

今年の一字「翔」と記した翔猿
浸透しつつあるうっきーポーズで笑みを浮かべる翔猿
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 大相撲の幕内翔猿(28)=追手風=が2日、出身地となる東京都江戸川区の区役所を表敬訪問し、斉藤猛区長と会談した。同区の会社経営者らを中心に個人後援会もこの日、発足。区長からは「子供たちが大変、喜んでいる。区を挙げて応援したい」と全力バックアップを約束。同区出身のアスリートで競泳の池江璃花子のように「日本を代表する力士になっていただきたい」とエールを送られた。

 翔猿も「大変うれしい。池江さんのように元気を与えられるように、皆さんにどんどん元気を与えられたら」と、約束した。

 新入幕した秋場所で優勝争いするなど、しこ名通りの大暴れ。先場所も優勝した大関貴景勝(常盤山)に土を付けるなど、存在感を示した。

 「自信になって活力になった1年。新入幕したことがうれしくて、優勝争いして三役そろい踏みも初めての経験ばかり。結びで大関に勝てたこと、上位でやれたことが自信になった」と振り返った。

 来年、さらなる飛躍が目標。「上位に定着して、三役を目指してもっともっと頑張っていく。江戸川区で応援してくれるなら(優勝)パレードもしたい」と、優勝宣言。区長も「(パレードを)したいと思います」と、応対した。秋場所には優勝お祝い用のタイ3匹が部屋に届いていた。残念ながら優勝は逃したが、「いつか(タイを)持ち上げたい」と、意欲を見せた。

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