坂本花織がSPの構成を大幅変更「今の自分が出来るMAX」フィギュアNHK杯

 「フィギュアスケート・NHK杯」(27日開幕、東和薬品ラクタブドーム)

 女子で平昌五輪代表の坂本花織(20)=シスメックス=らが公式練習を行った。フリー曲「マトリックス」をかけて練習した坂本は、すべてのジャンプで着氷するなど順調な調整ぶりを見せた。

 また、記者会見では今大会でショートプログラム(SP)「バッハ・ア・ラ・ジャズ」の構成を大きく変更することを明かした。これまで冒頭に取り入れていたフリップ-トーループの3回転の連続ジャンプを後半に入れ、3回転ルッツ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を前半に組み入れる構成にするという。

 「今までは得意のループで加点を取るやり方だったが、そろそろ点数の限界を感じてきた。ループを(さらに高得点の)ルッツに変えてコンビネーションを後半にする。今の自分ができるMAXの構成にした」と説明した。

 構成変更については、振り付け師のブノワ・リショー氏から「突然ラインが来ました。平昌五輪の時に全部ジャンプを後半に入れていたから、たぶんできる、やってみてという感じで」と苦笑い。1カ月足らずの調整となったが、「練習でも大崩れすることがなかったのでやってみようと思った」と意気込んだ。

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