コロナ2度陽性の五輪選手は隔離 「偽陽性」可能性考慮、組織委案

 東京五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス対策で、大会組織委員会が大会前や大会中のPCR検査で2度、陽性となった選手は、無症状や感染者との濃厚接触がない場合でも感染者と判定し、隔離措置とする案をまとめた。国際オリンピック委員会、国際パラリンピック委員会との合同事務折衝で提示したことが17日、分かった。今後、関係機関と慎重に協議する。

 検査で陽性だった場合、「偽陽性」の可能性を考慮して再検査を実施する。再検査では同時に2検体を採取。ともに陰性だった場合は感染なしと判定され、大会参加が可能となる。いずれかが陽性の場合は判定が確定し、隔離措置を取る。

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