上野由岐子 五輪金メダルは「使命感」2月以来の代表活動

 東京五輪で金メダル獲得が期待されるソフトボール女子の日本代表合宿が17日、東京五輪会場の横浜スタジアムで行われた。日本代表が集まるのは2月以来。エースの上野由岐子(38)=ビックカメラ高崎=は遠投やノック、後輩指導などを行い、「久しぶりなので、コミュニケーションを取ることを1番に考えた」と振り返った。

 赤地が基調の新しい代表ユニホームになってから、初の練習公開だった。「ユニホームをかっこいいと思ってもらえるように、もっと広めていけるように気持ちを引き締める」と気合も入った。

 ソフトボールが五輪で行われるのは、日本が金メダルを獲得した08年の北京五輪以来となる。東京五輪の金メダル獲得については「使命感。ただそれだけ」。新型コロナ禍で五輪開催が危ぶまれるが「やるやらないを決めるのは私たちじゃない。いつ開催されてもいいようにしっかり準備する」と、冷静に大舞台での活躍を見据えた。

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