宇良 押し倒され3敗目 前日の大技「居反り」の反響は「なかった」

 白鷹山(左)から攻められる宇良(撮影・堀内翔)
 白鷹山に押し倒しで敗れた宇良(撮影・堀内翔)
 白鷹山に押し倒しで敗れた宇良(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲11月場所・6日目」(13日、両国国技館)

 2度の右膝手術を乗り越え、18年初場所以来16場所ぶり十両復帰した人気業師の宇良(28)=木瀬=が白鷹山(高田川)に押し倒され、3勝3敗の五分となった。

 相手の突き手をたぐって回り込み、攻勢に出るも、決めきれず。逆襲を食い、最後は圧力をまともに受け、崩れ落ちた。

 「力が足りなかった。流れに乗れず、力がなかった」と完敗。

 前日は大技「居反(ぞ)り」を十両では27年ぶりに決めた。ただ特に反響は「なかった」と言う。

 残り9日。「五分に戻っちゃいました。何とか白星をつかめるように頑張りたい」と、切り替えた。

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