佐藤駿 逃げ切った!転倒もなんとかV「完成度もよくなってきている」
「フィギュアスケート・東日本選手権」(7日、小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)
男子はSP1位の佐藤駿(16)=フジ・コーポレーション=がフリー147・34点の合計229・18点で優勝。2位は鍵山優真(星槎国際高横浜)で、フリー140・60点の合計212・32点だった。
佐藤が逃げ切り優勝した。冒頭の4回転ルッツはなんとか着氷。続く4回転サルコー、4回転トーループで立て続けに転倒したが、10月の関東選手権からはフリーの得点を26点伸ばし「だんだん完成度もよくなってきている」と話した。特に最高難度の4回転ルッツは「かなりいい形だった」と手応え。演技後半でトリプルアクセルを2本着氷したことも「進歩」と成長を実感した。