4度転倒の鍵山優真 父の言葉に「涙が出てきちゃって…」東日本選手権で2位

 2位になった鍵山優真のフリーの演技(代表撮影)
表彰式で記念写真に納まる(左から)2位の鍵山優真、優勝した佐藤駿、3位の山隈太一朗=代表撮影
 2位になった鍵山優真のフリーの演技(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・東日本選手権」(7日、小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)

 男子フリーは、SP2位の鍵山優真(17)=星槎国際高横浜=が、フリー140・60点の合計212・32点で2位となった。

 演技冒頭の4回転サルコー-3回転トーループ、続く4回転トーループを着氷し、波に乗ったかに見えたが、中盤の4回転サルコーで転倒。着氷時以外も含め、計4度も転倒が重なり、演技後は得点を聞く「キス・アンド・クライ」で号泣した。

 「単純に悔しいというのもあった」というが、父・正和コーチから「逃げずに頑張ったじゃん」と声を掛けられ「涙が出てきちゃって…」と鍵山。「悔しさもあったけど、頑張ったって言葉を掛けてもらったのでうれしかったというか…。頑張ったなって」と振り返った。

 SP、フリーともにミスが重なり「今までの練習だったり、気持ちも甘えがあったかなと思う」。気持ちを切り替え「僕が目指すのは来年の五輪出場なので、まずは次のNHK杯でいい演技ができるように、SPもフリーも満足できるように頑張りたい」と話した。

 優勝はSP1位の佐藤駿(16)=フジ・コーポレーション=でフリー147・34点の合計229・18だった。

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