JOC山下会長 偽陽性やボクシング世界戦中止など混乱続くも「経験積み万全体制を」

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は5日、常務理事会後に報道陣の取材に応じた。コロナ禍の中で、8日に五輪延期後初の日本での国際大会となる体操の交流大会に出場する内村航平(リンガーハット)が偽陽性と判定され、また、ボクシングでは計量後にWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人の陽性が判明し、世界戦が中止となるなど、スポーツイベントの混乱が続いている。

 山下会長は「(内村の偽陽性には)ドキッとした。あれだけ厳重にやって出たら、防ぎようがない。陰性となってホッとしました。色んな経験を積みながら、万全に近い体制をとっていくしかないんだと思う」と、すべての経験を、来夏の東京五輪に繋げていく考えを示した。その上で「有効なワクチンが出てこない場合は、頻繁に検査をやっていくしかないのかなと思う」と、話した。

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