定年目前の高砂親方に質問“もう1度、朝青龍を育てるとすれば?”答えは…

 大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)後の12月9日に65歳を迎え、定年となる元大関朝潮の高砂親方(本名・長岡末弘、高知県出身)が4日、東京都墨田区の高砂部屋でオンライン会見した。

 師匠として自身を越える番付、横綱朝青龍を育成したが、朝青龍は不祥事を重ね、最後は暴力事件を起こして引退。親方は監督責任を問われて降格処分を受けた。

 師匠として苦労を問われると「問題を起こす横綱もいましたし、いろいろ苦労をしました。今思えば何をどうしていいか分からなかった。無我夢中でやっていた」と弟子の不始末に追われた当時を振り返った。

 弟子たちには「公益財団法人日本相撲協会の部屋の看板を背負っている。看板を汚したり、壊したりするな」と指導してきた。自身も稽古場に下り、弟子たちの声に耳を傾けてきた。「1人だけ分からないやつがいた」と、苦笑いした。

 もう1度、朝青龍を育てるとすれば?との問いには「ノーコメント」と拒否。「あれだけのことをやったんだから、かばうにもかばいきれない。自業自得。本人にそう言っといて」と、厳しく断じていた。

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