白鵬、出場は医師の許可を待って判断 宮城野親方「調子はいいことはいいですけど…」
「大相撲11月場所」(8日初日、両国国技館)
右膝負傷で2場所連続休場中の横綱白鵬(35)=宮城野=について師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)が3日、電話取材に応じ、11月場所の出場は医師の許可を待って慎重に判断すると説明した。白鵬は「場所に向けて集中したい。取材はお控えいただきたい」とのコメントを出した。
10月16~22日に合同稽古に参加した白鵬は、その後も部屋で稽古を続けている。宮城野親方は「動きは全然いい。調子はいいことはいいですけど」と現状を明かした。
秋場所後の横綱審議委員会では、休場が多いことなどについて厳しい意見が出た。それを踏まえて師匠は「完全に治っているかは分からない。こちらがいいと言っても、今の状態では駄目と言われる可能性もある」。6日の取組編成会議までに検査を受け、最終決断を下すことになる。