瀬古リーダー、五輪代表服部へ「最低2時間6分台」 福岡国際マラソン国内招待選手発表

 福岡国際マラソン(12月6日、平和台陸上競技場発着)の大会事務局は26日、国内招待選手として、東京五輪マラソン代表の服部勇馬(26)=トヨタ自動車=や、昨年のドーハ世界選手権代表の川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=ら8人を発表した。

 オンライン会見に臨んだ日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは、2時間7分27秒の自己ベストを持つ服部について「最低6分台を出してもらいたい。大迫(傑)の(2時間5分29秒の日本)記録も出してほしいが、2時間6分台を出して五輪につなげてもらいたい」と期待を寄せた。服部は9月の全日本実業団対抗選手権1万メートルでは27分47秒55の自己ベストをマークしており、スピード強化への成果も示している。

 大会は新型コロナウイルスの影響により、参加者は97人と規模を縮小して実施する。

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