来夏に延期となった東京五輪・パラリンピックの水泳会場として使用される東京アクアティクスセンターの完成披露式典が24日、東京都江東区で開催された。
東京アクアティクスセンターのメインプールは長さが50メートル、深さが3メートルで最大10レーンまで設けることができ、可動式の床と壁によって25メートル(短水路)にも対応できる。五輪での収容客数は約1万5000席で、大会後は5000席が常設となる見込みだ。
一方で、東、西、南の3方面に観客席があるのに対して大型モニターは3台。南側の一部には死角となって画面を見られない席もあり、観戦しながらリアルタイムで記録を確認できない懸念もある。